フィリピン留学とマルタ留学を経験した私が2つの利点を徹底比較

公開日:2018.03.08   更新日:2020.04.03
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初めまして!ニルスインターン生のミナミです。私は、マルタとセブの両方の留学を経験しています。

マルタは1ヶ月間フィリピンは現在3ヶ月目の目下留学中となります。

他にも幼いころから旅行を中心に海外経験をしており、2週間アメリカのカリフォルニアでホームステイしたことがあるんです。

そんな私が、本日はフィリピンとマルタで留学するメリットをお話しさせていただきます!

  • マンツーマン(フィリピン)とグループレッスン(マルタ)
  • マルタとフィリピンの物価

この2点を比較していきたいと思います。なぜこの2点かというと、海外留学という点で最もメリットとなる点と考えたためです。

フィリピン留学のメリット:マンツーマンレッスン

フィリピン留学はほぼすべての学校で、マンツーマンレッスンを取り入れています。また、フィリピン人はとっても明るい性格の方が多く、面倒見がいいんです。

マンツーマンレッスン = 家庭教師と思ってもらえれば分かりやすいかと思います。家庭教師の方が、個々のレベルに合わせてもらえるからいいですよね。

ただ、海外においてのマンツーマンレッスンは、個々のレベルに合わせられるだけでなく、更にメリットがあります。

それを以下(日本の英語教育、スピーキング)に述べさせていただきます。

フィリピン留学での授業風景(個別授業)

日本の英語教育はダメ?

半分嘘で半分本当です。私たちが日本の学校で習う文法は、本当にしっかりしています。

留学してESLコース・文法の授業をとれば、日本の英語の授業で学ぶ内容と全く同じことを英語で説明されます。

他国の英語学習者が必死に理解しようとしている文法事項も、日本人は一度は聞いたことあるものだったりします。

マルタ留学では多くの国の方々と会ったのですが、彼らの話している文法はめちゃくちゃです中には受動態ですら、先生に質問している生徒もいました。

足りないのはスピーキング!

そのうち、リスニングは留学する時点でクリアできます。授業も買い物も、みんな英語で会話します。つまり、我々が重点をおくべきなのはスピーキングです。

マンツーマンレッスンでスピーキング

マンツーマンレッスンですと、生徒が1人しかいないので、自然と自分が話す機会が多くなります。

シャイな日本人には、この特色は合っています。もしかしたら「自分はシャイじゃない」と思っている人もいるでしょう。

しかし、海外を基準に考えればまだまだ慎ましいです。勿論どうにかなる人もいますが、少しでも不安がある人はマンツーマンから始めた方がスピーキングの上達が早くなると思います。

もちろん、スピーキングだけでなくマンツーマンを生かして自分が苦手な部分を徹底的に攻略したり、得意な部分をさらに伸ばしたりもできます。

スピーキングを伸ばしたいと思われた方は、ぜひ英語を英語で理解できるようになる方法を紹介しているので、こちらの記事も読んでみて下さい。

マルタ留学のメリット:グループレッスン

マルタでの授業は基本的に全てグループレッスン。最大のメリットは、多国籍の人と触れ合える = 多国籍の文化に触れ合える事です。

私の学校では、ブラジル、コロンビア、スペイン、トルコが特に多かったです。

次いでイタリアと言った比率で、日本人比率10%以下でした。つまりは、海外志向の強い方には持って来いの環境です。

マルタ留学での授業風景(集団授業)

グループレッスンの雰囲気は?

  • みんなガンガン間違える
    日本の教育は悪くないという話をしましたがほかの国の人たちは文法事項は適当か、もしくはきちんと覚えていません。アルファベットユーザー※たちは母国語に似たところがあるから、とても早く喋ります。さらに、間違いを恐れないので我先にと口を開きます。質問することにためらいがないので、どんどん疑問点を解決していくエネルギーがあります。グループレッスンでも皆に後れを取ることはなさそうだなと見ていて思いました。そしてがっつり先生に訂正されます。その様子を見ていると、自分も間違いを犯すのが怖くなくなります。赤信号、みんなで渡れば怖くない!
    ※アルファベットユーザー:アルファベット文字を基本とする言語を母国語とする国の人たち。文法も英語に似ている。

  • レッスン中話に題が増える
    自分にはない発想を持った人の意見からどんどん話題が膨らんでいって、自分一人では思いつかなかった内容について話す機会ができるのもグループレッスンの醍醐味ですね。他にも、他の人が自分の知らない単語を知っていたりします。語彙力を高めるチャンスがたくさんあります。

日本人の英語初心者には合っていない

相手が何をいっているのかを理解するのは、非常に困難でした。分からない単語があったらガンガン母国語読みするので、いわゆる訛りがかなりきつく感じます。

生徒が早く喋るので、先生も「そんなもんか」と思って早く話します。分からないことがあったらその時にすぐ聞かないと、どんどん先に進んでしまいます。

慎ましい我々日本人には、質問する隙を見つけるのは結構大変です

私は高校生の時に英検2級をとっており、日本では一般的に初級者ではない方と思いますが、これにはかなり苦労しました。

マルタとフィリピンの滞在費を比較

マルタでの滞在費

ヨーロッパの中では比較的物価が安いと言われています。しかし、それでも1ヶ月約45万かかりました。勿論、結構外に出て遊んでいました。

マルタのカラフルな船 引用:https://pixabay.com

 

 フィリピンでの滞在費

最初の1カ月はSSP(ビザ名)含めて63,537円の出費でした。私の場合0円留学を利用しているので、通常とは違いますが、航空券や授業料・滞在費を考えると、約22万で1ヶ月留学できることになりますね。

フィリピンでは全く遊んでないかというとそうでもなくて、オスロブに行ってジンベイザメと泳いだり、友達とショッピングを楽しんだりしていました。

フィリピンの海

フィリピンとマルタの物価を比較

フィリピンの物価

フィリピンの物価が安いのは、既知の事と思う方もいらっしゃるでしょうが、以下に例を記述していきたいと思います。

  • 慣れてくると、1食100ペソ(約220円)以上の食事はちょっと良い食事に思える
  • バナナシェイクが30ペソ(約66円)
  • ドライヤーが199ペソ(約440円)
  • 土日の朝ご飯は7ペソ(約14円)のパンケーキ
7ペソのパンケーキ

7ペソ(約14円)のパンケーキ

マルタの物価

  • 水2L×6本が€2.5(約325円)しないくらい
  • €5(約650円)までが普通のワイン、€5~10(約650~1,300円)がちょっと良いワイン、€10〜(約1,300円~)は良いワイン
  • 具体的には忘れてしまいましたが、パンは60円ぐらいから食べれていました。
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マルタの代表的なお菓子 引用:https://pixabay.com

結論

基礎英語ができている中級者以上、海外志向の強い方はマルタ島。初めて、または留学初心者は、セブ島がおすすめ!せっかく留学するのに、思うように話せなかったら勿体ないですよね。

また留学がどんなもかよく分からないのに、大金を使うのは誰もが嫌なはずです。セブ島は、そんなビギナーにやさしい環境が揃っています。

留学を躊躇している方、お問い合わせいただければ、あなたのレベルにあった内容をご案内できるかもしれません。どうぞ、お気軽にお問合せください。

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