「休暇」を表す英語 “day off” “holiday” “vacations”を使い分けてみよう!【NILS英語講座】

公開日:2019.12.19   更新日:2020.03.31
カテゴリ:英語の習得
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こんにちは!語学学校NILS(ニルス)です!

英語を勉強中、同じ意味の英単語がいくつか出てきたときに、「どうやって使い分けるんだろう?」と疑問に思う事はよくありますよね。

今回は、「休暇」を意味する“Day off”, “Holiday”, “Vacations”, の三つの英単語の使いわけについて解説したいと思います。

英会話で必ず出てくる「休暇」についての話題。

「それぞれの違いは何だろう?」と疑問に思っている方、オススメの記事です。

英語で「休暇」という意味の“Day off”, “Holiday”, “Vacations”。違いは何?

“How was your weekend?”

(週末はどうだった?)

英会話の先生や英語圏の友達と話す時、必ず聞かれるこの質問。

週末とは、一般的に金曜日の夜~日曜日までの休日の事を差しますが、「(休日は)最高だったよ!」と伝えたいときに、一度は「休暇」という意味の単語について悩んだ事があると思います。

実は、“Day off”, “Holiday”, “Vacations”は、どれも同じ「休暇」という意味なんですね。

ただ、ニュアンスが少し違う為、今回は細かい意味の違いについて解説致します。

“Day off”

「仕事がお休みの日」を差します。

一般的には土日を差しますが、平日休みのお仕事で働いている方はご自身のお休みの日が”day off”になります。

“Holiday”

国が定めている祝日の事を差します。

“New Year’s Day”(ニューイヤーズデー)や”Independence Day”(独立記念日)、日本で言えば”coming‐of‐age day”(成人の日)などがこれにあたりますよね。

仕事や学校がない休日なので、バレンタインやハロウィンなどのイベントは該当しません。

“Vacations”

仕事や学校がない長期間の休みの事を差します。

“Summer vacations”(夏休み)などの長期休みだけでなく、旅行など楽しい時間を過ごす期間の事を差します。

国ごとに違う「休暇」のニュアンス

実はアメリカとイギリスで「休暇」を示す三つの単語のニュアンスが変わります。

長期休暇の事をアメリカでは”vacation”と、イギリスでは”holiday(s)”と表現するんですね。

少しややこしいですが、使う相手によって意味が若干変わってくる事を意識して話してみましょう。

  イギリス アメリカ
day off 学校、仕事が休みの日 学校、仕事が休みの日
holiday クリスマス、年末年始などの短期休暇 国が定めている祝日
holidays 夏休みなど長期休暇 国が定めている祝日
vacations 国が定めている祝日 夏休みなど長期休暇

 

“Day off”, “Holiday”, “Vacations”を活用して使ってみよう!

三つの「休暇」の単語のニュアンスが理解できたところで、早速例文のように会話に使ってみましょう。

 

“Day off”の例文

“My days off is Saturday.”

(私のお休みは土曜日です)

 

“It’s my day off today!”

(今日はお休みだ!)

 

“I took the day off work.”

(仕事休んじゃった)

 

 

“Holiday”の例文

“Today’s a national holiday.”

(今日は祝日です)

 

“I’m going on holiday to Kyoto.”

(休暇では京都に行きます)

 

“Enjoy your summer holiday.”

(夏休み楽しんでね!)

 

 

“Vacations”の例文

“I will have a paid vacations day tomorrow.”

(私は明日有給休暇を取得します)

 

“They can take a lot of summer and Christmas vacations.”

(彼らは夏休みとクリスマスには長い休暇をとる事ができます)

 

“They went away on vacations to Hawaii.”

(彼らは休暇でハワイに行きました)

day offが短めのお休みで、vacationが一番長いお休みだと言うイメージで話してみると覚えやすいかと思います。

その他の『休暇』表現

実は「休暇」を意味する単語は他にも沢山あります。

頻出単語ではありませんが、こちらもセットで覚えておくと便利です。

 

“Break day”

(お休みの日)

アルバイトや会社で働いている方は、休憩時間を「ブレイク」と言う事がありますよね。

お休みの時間を”Break time”と言うように、お休みの日を“Break day”と言います。

 

“Take leave of absence”

(休暇を取る)

「学校をお休みします」と言う時に”I”m absent”と言いますが、“absence(欠席)”とは”absent”の名詞になります。

“Furlough “

(長期休暇)

公務員や軍人に与えられる長期の休暇の事を言います。

かたい文章で使う単語で、日本語では「賜暇」と言います。

“Be home on leave “

(休暇で帰省する)

上京している方が、実家に帰るときに「帰省する」と言いますよね。

帰省するために取る休暇は“Be home on leave “といいます。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

「休暇」についての話題は英語を話すと必ず出てきます!

3つの単語の意味の違いをしっかり理解して、休暇について英語でどんどん会話を盛り上げていきましょう。

もっと英語を勉強したいとお思いの方、お気軽に語学学校ニルスにお問い合わせください。

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