フィリピン・セブ島の病院事情

公開日:2019.12.13   更新日:2020.03.31
カテゴリ:セブの生活
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こんにちは!今回のテーマは、ズバリ「健康」です。

日本では季節の変わり目に体調を崩す、なんてことがよくあると思います。

「でもセブ島は南国でだから大丈夫!」と油断してしまうのはNGです。

常夏のフィリピンでも、風邪をひいてしまう方は少なくありません。

 

 

その原因のひとつが「冷房」。

フィリピンでは室内を思い切り冷やす人が多く、ショッピングモールやコンビニは日本人にとっては寒いほど。

 

そのため外の暑さと室内の寒さによる温暖差で風邪をひいてしまうのです。

 

また、ウイルスによる体調不良も起こりやすいです。

特に気をつけていただきたいのは「水」。

フィリピンでは水道水をそのまま飲むことはできません。

万が一飲んでしまうと、細菌やウイルスに感染して食中毒を起こす危険があります。

ローカルフードにも水道水が使われていることがあるので注意が必要です。

そんなこんなで体調が戻らない場合は病院に行かなければなりませんが、海外で病院に行くのはいろいろと不安がつきもの……というわけで、今回はセブ島の病院事情についてお話します。

現地で必要なものや、事前にしておくことについてもお伝えしますので、参考にしてみてくださいね

■日本語OKの病院がある!

「自分の症状を英語で伝えられない」「医師の説明を聞き取れない」という不安をお持ちの方、安心してください。

セブ島には「ジャパニーズヘルプデスク」が完備された病院があるのです。

病院の予約から診察、薬をもらうまで、すべて日本語でサポートしてくれます。

以下、そんなジャパニーズヘルプデスクを用意した代表的な病院を紹介します。

○「セブドクターズユニバーシティホスピタル(Cebu Doctors’ University hospital)」

ジャパニーズヘルプデスクがある病院として有名な「セブドクターズホスピタル(セブドク)」は、300人以上の医師と1,200人以上のスタッフがいるセブ島最大の病院です。

セブシティーの中心地にあり、NILSからのアクセスも良好。

タクシーを利用すれば15分ほどで到着します。

間違い防止のために、タクシーの運転手には、「Go to Cebu Doctors Near Capitol(セブ州庁舎近くのセブドクターズに行ってください)」と丁寧に伝えるのがベターです。

病院に入り口は2箇所あり、ジャパニーズヘルプデスクは院内に1箇所。

カタカナで「ジャパニーズヘルプデスク」と看板が出ています。

【住所】Osmeña Blvd, Cebu City, 6000 Cebu
【電話】032-318-6507(日本語対応)、032-255-5555(英語)

○セブドクは予約が便利

セブドクターズホスピタルは、日本語対応可能なジャパニーズヘルプデスクの専用ダイヤルを用意しています。

病院に行く前に予約を取るのがおすすめです。

ジャパニーズヘルプデスクに電話をかけると、日本語のスタッフにつながります。

症状や海外旅行保険の有無を伝えると、診察日を調整して「○○日の△△時はいかがですか?」と提案してくれます。

 

待ち時間を過ごすことなく、スムーズに診察を受けることができます。

 

■海外保険、入っておいたほうがいい?

海外留学をするうえで、海外旅行保険の加入は必須といえます。

保険に入っていないと、日本国内でなら負担額3割で済む治療費・診療にかかるお金の全額を払うこと

になるだけでなく、英語で書かれた書類の手続きも発生します。

特に、入院ともなると大変です。

一方、海外旅行保険に加入しておくと、病院で支払う金額は0円になるほか、面倒な書類手続きがなくなります。

どの保険会社でもプランが多数用意されていて、インターネットでの申込みも可能です。

「用意できるお金もなく、入院ができない……」という事態を避けるためにも、あらかじめ日本の海外旅行保険に加入しておきましょう。

○海外旅行保険付きのクレジットカードがあるから大丈夫?

「クレジットカードに付いている海外保険があるから大丈夫!」という声をよく耳にしますが、クレジットカードに付帯されている海外保険の補償内容では補償額やサービスが足りないことがあります。

海外で病気になった場合、日本では考えられないような高額な治療費、手術費がかかることがあるの
で、留学中は海外旅行保険に必ず加入しておきましょう。

■病院に行く時の持ち物

・パスポート
・海外保険証(海外保険に加入している場合)
・財布

上記3点は必ず持っていきましょう。

特に、パスポートは忘れないように気をつけてください。

日本国内では通院時に身分証を提示する習慣がないため、忘れてしまう人が多く見られます。

また、海外旅行保険に入っていれば病院で診察費を支払う必要はありませんが、タクシーに乗ったり、お茶を買ったりするのに現金が必要になります。

フィリピンではキャッシュレスがあまり進んでいないので要注意です。

 

■体調が悪いときは、無理をせずに病院へ!

留学中に体調を崩してしまった場合、まずは日本から持ってきた市販薬を飲むと思います。

しかし、フィリピンでひいた風邪に対して日本の薬が全く効かない……という場合があります。

もし良くなる傾向がないという場合は、無理をせずに現地の医師に診てもらいましょう。

不安なこと、わからないことがある場合は、遠慮なくNILSスタッフにご相談ください!

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