いくら用意すればいい?留学前に準備したいお金について

公開日:2019.12.13   更新日:2020.03.31
カテゴリ:留学のいろは
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こんにちは!

 

最近は日本でもキャッシュレスが推奨されていますよね。

しかしフィリピン・セブ島はクレジットカードが使える場所が少ないため、必ず現金の準備が必要で
す。

 

今回はそんなフィリピンのお金について、

「どこで両替をするのがいいか?」
「いくら持っていけばいいか?」など、ご紹介します。

■フィリピンの通貨について

フィリピンの通貨は「フィリピンペソ(通称ペソ)」です。

お店などでは「P」と省略して表示されることもあります。

 

フィリピンペソは1ペソ2.0~2.2円ほどで、毎時変動します。

目安として、1万円を両替した場合4,500~4,700ペソになると覚えておくといいかと思います。

お札は全部で6種類。

 

「1,000P」「500P」「200P」「100P」「50P」「20P」があります。

中でも、フィリピンでよく使う紙幣は「100P」「50P」「20P」です。

また、硬貨は「1P」「5P」「10P」の3種類。

 

そのほか、1ペソ未満の「SENTIMO(センチモ)」という貨幣単位もあり、「1S」「5S」「10S」「25S」の4種類があります。

ただし、こちらはほぼ流通していません。

日本円でいうところの「銭(せん)」と同じようなものだと考えるといいでしょう。

 

■換金はどこで行う?

 

日本でも空港や街中に、円をペソに換えられる外貨の両替所があります。

あらかじめ用意しておくのも一つの手です……が、日本で両替をすると手数料などが高くつくので、セブ島内の街中にある両替所を利用したほうが便利です。

とはいえ、空港から街へ出るタイミングで「フィリピンペソ」をまったく持っていないのも心もとない感じがすることでしょう。

 

というわけで、空港の両替所で5,000~10,000円だけを両替して当座のお金を用意するのがおすすめです。

 

そのうえで、足りなくなったら街中の両替所を使用しましょう。

「5,000円?少ないのでは?」

と思われるかもしれませんが、観光などでたくさんお金を使わないかぎり、セブ島では1週間ほど楽に過ごせる金額です。

 

■セブ島内ではどこで両替ができる?

日本円からフィリピンペソへの両替は、空港やホテル、街中などで行うことができます。

基本的に空港内の両替所は手数料が高く、街中の両替所は手数料が安いといわれています。

特におすすめなのは、セブ島にある2大ショッピングモール「アヤラモール」「SMシティ(SMモール)」の両替所。

手数料が安く、比較的レートがいいことで知られています。

 

「アヤラモール」はレストランが充実し、外国人観光客向けのお店が多く、両替所の数も多いのが特徴です。

一方の「SMシティ」はどちらかといえば現地の人の生活の中心になっています。

この2つの施設は、両替以外でも利用する可能性が高い施設なので、覚えておくといいでしょう。

■フィリピンの物価は?

フィリピンでは、外に出るときにどれくらい財布に入れておけばいいのか、具体的な金額が気になりますよね。

というわけで以下、日々使用するであろうと思われるお金を表にまとめてみました。

①食品

品目 価格
水(500ml) 20ペソ(約55円)
コーラ(237ml) 9ペソ(約24円)
ビール(350ml) 30ペソ~(約80円)
パン  5ペソ~(約13円)
ショッピングモールでランチ

200ペソ~(約500円)

 

いかがでしょうか。

大体、日本の半分以下で購入することが可能です。

ちなみにランチについて、フィリピンでは「500ペソ以上はリッチ」という感覚。

基本的には200ペソくらいに抑えることができますし、現地の人は50ペソくらいですませることもあるそうです。

 

②移動手段

手段 価格
タクシー 初乗り40ペソ(100円)
ジプニー(ローカルバス) 7~10ペソ(15~25円)

 

いかがでしょうか。

このように、車を使った移動も日本よりはるかに安価で行うことができます。

ただし、セブ島にも進出している「スターバックス」など外資系の飲食店の価格帯は、日本とほぼ同じです。

また、日本製品は日本で購入するより2~3倍の高い値段で販売されていることもあります。

留学中に使うものは、なるべく日本から持参しましょう。

 

■日本円は使えるの?

セブ島では、お店で日本円や米ドルを使うことができません。

また、ローカルなお店ではクレジットカードも利用できないと思っていたほうがいいでしょう。

「アヤラモール」など大手ショッピングモールでは、クレジットカードや「Gキャッシュ」と呼ばれるQRコード決済アプリが利用できるお店が増えてきています。

しかしフィリピンでは手間と手数料のかかるクレジットカード対応を好まない人が多く、端末が置いてあっても断られてしまう場合もあるようです。

 

■旧紙幣は使えない

フィリピンは2010年、紙幣のデザインを変更しました。

2015年までは旧紙幣の利用が可能でしたが、2016年以降は旧紙幣の使用ができなくなっています。

 

さらに、どんなに古い紙幣でも銀行で交換が可能な日本では考えられないことですが、フィリピンでは2017年、旧紙幣を新紙幣に交換することもできなくなりました。

旧紙幣は、価値のない紙切れになってしまったわけです。

そんな中、街中で買い物をしてお釣りをもらうときは注意が必要です。

相手が外国人だとわかったうえでお釣りに旧紙幣を混ぜ、お釣りを少なく渡す不正行為を行う人もいます。

 

念の為、旧紙幣のデザインも覚えておくといいでしょう。

ちなみに、フィリピンには「計算が嫌い・苦手なので“大体いくら”という感覚で会計をしている」という人もいます。

全員がそうというわけではありませんが、レジを使っていないお店では特に注意が必要です。

会計や両替をする際は、戻ってくる金額が正しいかなど、その場を離れずしっかり現金を数えるようにしましょう。

また、両替やお会計後など、お財布を出すシーンでひったくり、スリの被害に遭わないよう注意する必要があります。

「日本人はお金を持っている」と思われているので、両替所や銀行、お店のレジなど、どんな場面であれ、お金を取り出した後はすぐに財布をバッグにしまうようにしましょう。

 

 

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