【第6回GTP】たった2週間で圧倒的成長!話題の海外教育実習プログラムに密着(インタビュー編)

公開日:2019.09.19   更新日:2020.03.31
カテゴリ:NILS情報
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突然ですが、みなさまは2週間という短い期間で人生を変えられると思いますか?それとも不可能だと思いますか?

いきなりガラッと変えることは不可能かもしれませんが、少なくとも私は、2週間あれば今後の人生に多大な影響を与える事は出来る。と今回GTPに参加した3人の話を聞いて思いました。この記事を読んでGTPに興味を持ち、参加して頂ける方が増えたら幸いです。

ちなみにGTPについてはこちらの記事で解説しているので、ご存知ない方はこちらを先に読まれる事をオススメします。

https://www.nilsph.com/?p=41889&preview=true

体験者プロフィール


体験者1:玉城 諒哉(たましろ りょうや)

年齢:19歳

潮さん

体験者2:潮 ひかり(うしお ひかり)

年齢:21歳

日賀野さん

体験者3:日賀野 舜(ひがの しゅん)→

年齢:19歳

ーー今回GTPに参加したきっかけは何ですか?


玉城さん:何か平凡な毎日で味気ない人生だなと感じていた為、海外留学とかいろんな事に挑戦したい!と思ったのがきっかけです。

しかし、ここに来るまで本当に大変でした(笑)。親が猛反対だったんです。絶対にダメと言われました。

説得する為に、現在住んでいる福岡から地元の沖縄まで2回帰って、代表の平岡さんが大学に来て話してくれた事、フィリピンについて自分で調べた事、フィリピンに行ったことのある友達の話を聞いて得た情報などをまとめて、親にプレゼンしました。それでやっと許可が降りた感じです。

潮さん:私の専門分野である教育学をもっと深く学びたいと思ったのと、英語をもっと学ぼうと思ったのがきっかけです。

日賀野さん:大学でたまたまパンフレットを見つけて、平岡さんに連絡したんですね。すると、次の週には大学に講演に来てくれました。そこで平岡さんや第5回のGTPに参加した生徒さんの話を聞いて、絶対参加したいと思ったのがきっかけです。

ーーここに来る前に不安だった事などはありましたか?


玉城さん:自分はこの留学が初海外だったので、不安だらけでしたね。僕以上に親が心配していて、せめてフィリピンに1人で行くのはやめてと言われた為、関西から来る人達と合流して来ました。

潮さん:私は不安でいっぱいだからこそ来ましたね。異国の地で全く違うスケジュールで上手くやれるのか、ご飯は合うか、乗り物にちゃんと乗れるかなどの不確定要素が多いからこそ、トラブルが起こった時に自分がどう対処するのか知りたくて。私は想定外の事が起こったら、ワクワクするタイプなので(笑)。

日賀野さん:僕は強いて言えば航空券の手配とか、空港でちゃんと入国できるのかとかは心配でしたけど、海外に出ること自体にはあまり不安はなかったです。

ーーGTPが他の留学プログラムと違って良い点はありますか?


玉城さん:フィリピンで子供達に授業をするという経験は、ここでしか出来ないですよね。やっぱり人と全く違う経験を積めるというのが1番のメリットだと思います。英語はもちろん大切だと思いますが、英語にプラスで何か学ぶ事が大切だと考えているので。

潮さん:私の場合は、1番は人との出会いですよね。全国各地から志高く参加している仲間が多いですから、いろんな人の今後の人生のプランなどを聞けて、モチベーションがすごく上がりました。

日賀野さん:同じ世代の人と、1つの同じ目標に向かって努力する楽しさを感じられる事ですかね。このプログラムに参加している以上、目標は英語で現地の子供達に授業を上手くしてあげる事。そこにみんなフォーカスして頑張ったので、一致団結してやり遂げた達成感と共に、楽しさを感じれました。

ーー2週間英語漬けの生活をしてみて、どうでしたか?何か変化はありましたか?


玉城さん:自分は高校の時にa、b、c、dクラスがあるとしたら、常にdクラスにいるぐらい本当に英語が苦手で、フィリピンに来た当初も先生や現地の人が何を話しているのか全くわからなかったし、話す事にものすごく抵抗があったのですが、今ではタクシーの運転手に行き先を言ったり、店員に買いたい物を伝えたり出来るようになりましたし、明らかに当初より容易に聞き取れるようになりましたね。

潮さん:私は日本で英語の教員免許取得を目指している為、来た当初から英語を話すことにあまり抵抗はなかったのですが、ここで再認識した事があります。

それは、私は英語を話すのがすごく好きで、特に英語を誰かに教えるのが好きなんだなということです。伝わりにくい事もどうすれば伝えられるのか、考えながら行うのが楽しかったです。

日賀野さん:ここに来て2、3日後に友達とモールに出かけた際は、友達に、これを買いたいから定員に聞いて来てよとか、ここの場所知りたいから聞いてみてとか英語を使う事にすごく消極的だったんですけど、1週間程経った頃から英語を話す事に抵抗が無くなって来て、今では自分から声をかけたりが進んで出来るようになりましたね。

話しかける度胸を付けれたのは、すごくよかったです。また、リスニングの力はだいぶ伸びたと感じます。単純に聞き取りやすくなりましたね。

ーー実際に教育実習を実践してどうでしたか?


玉城さん:自分は1年生に対してマーペの授業をしたのですが、低学年だからか英語が伝わらなくて1回目の授業は散々でしたね。でも2回目はボディーランゲージを使ったりビサヤ語を使ったりと、とにかく伝えようと頑張った所、上手く通じたので本当に良かったです。

※マーペとは、music、art、pe、healthyを合わせた科目です。

潮さん:私は英語を担当したのですが、レベルの高い生徒達が相手だったので理解力がすごくありました。なので逆にどのレベルまで理解出来るのかなと探りながら授業をしたので難しかったですけど、楽しいと感じる方が印象として大きかったですね。

日賀野さん:僕は3年生のマぺを担当して色の授業を行ったのですが、日本だったらみんな当たり前にクレヨンなどの備品を持っていますよね。でもここはみんなが持っているわけではありませんでした。その光景を見て僕は胸が痛くなりました。

僕は日本の子供達に、みんなの当たり前は当たり前じゃないんだよということを伝えたいなと授業をして思いました。

ーー今後この経験をどのように活かして行きたいですか?将来の夢を交えて教えてください。


玉城さん:自分は将来の夢などはまだ具体的に決まってないのですが、何をするにもこの経験は必ず活きてくると思います。それぐらい最高の経験でした。

潮さん:私は将来英語の教員になりたいのですが、今回日本の教育現場とフィリピンの教育現場とを比較して見ることが出来たのは本当に良い経験となりました。海外で英語を教えた経験を、日本で教育者になった時に生徒達に話してあげたいです。

日賀野さん:僕は世界一周する事が夢なのですが、今回経験したチケットの取り方だったり、英語を積極的に使う事だったりが僕の夢への第一歩となりました。今後も夢に向かって積極的にチャレンジして行こうと思います。

ーーこのGTPに興味を示す人は同年代(主に大学生)の方が多いと思われるのですが、その方達にメッセージを頂けますか?


玉城さん:自分は本当に英語が全く話せない状態で来ました。ですが、なんとか今では多少聞き取れるようになりましたし、話すことにも抵抗がなくなりました。

もしも英語の面で心配している人がいるのなら、安心してください。何とかなります。何か変えたいなら、行動してみる事です。

潮さん:行って見なきゃ始まらないです。もしもこのプログラムに興味が少しでもあるのなら参加することをオススメします。

日賀野さん:将来教育面で活躍したい人もそうでない人も、何か1つの事にフォーカスして頑張る事はすごく良い事だと思います。興味がある人は単純に楽しむ目的でも良いので、ぜひ参加して欲しいです。

まとめ

GTPは、他では経験出来ない英語で教育実習出来る場。日本の教育現場とフィリピンの教育現場とを比較してみる事が出来る為、教員を目指している人には特にオススメです。教員を目指していない方でも、このプログラムは単純に2週間での英語のアウトプット量がものすごいので、英語力の向上目的で参加するのも良いと思います。

またこの3人は、各々このプログラムの中で感じた事を今後誰かに伝えて行きたいと言っていました。彼らにとって今回は、人生を変える1つのきっかけとなったのではないでしょうか。私はそのように感じました。今後この活動に興味を持って参加してくれる人が増える事を願っています。

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