【体験談】高校2年「海外怖い。英語無理。でも留学で価値観が変わりました」

公開日:2019.04.16   更新日:2020.04.01
カテゴリ:セブ島留学体験談
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北野 萌那(もな)さん

子供の将来を考え、留学に行かせたいなと思う親御さんが増えてきています。

そうした方々にお話を聞いてみると、留学を通し英語力の他にプラスアルファとして、行動力や責任能力、学習意欲や新しい価値観を身につけてほしい、という願いで子供を送り出されているとの事でした。

この記事では、高校2年生で語学学校NILS(ニルス)に4週間留学してくれた、萌那さんの体験談を紹介します。英語が苦手だった萌那さんですが、先生達との交流を通じて、もっと英語を勉強したい、とモチベーションがあがったようです。また、留学を通じて出会った人々と話す機会があり、友人から話を聞き感じた事、現地での交流を通じて考えさせられた事を聞くことが出来ました。

体験者プロフィール

名前: 北野 萌那(もな)さん

性別:女性

年齢:17才

職業:高校2年生

受講概要

授業:カランコース

授業数:6コマ(1コマ50分)

期間:4週間

宿泊施設:クラシックキャンパス(4人部屋)

 

留学に来るまでのいきさつ

留学に行くとは思っていなかった

--初めまして、萌那さん。留学しようと思ったきっかけを教えてもらえますか?

スピーチコンテストの副賞として、日本で英会話レッスンの受講か、セブ島留学か選ぶことが出来たので、留学に来ました。

 

※萌那さんは、「夢 スピーチコンテスト」に参加し、その副賞でニルスに留学に来てくれました。こちらの大会について下の記事で紹介しているので、気になる方は読んでみてください。

--もともと海外に興味があったのですか?

いえ、全く!こういう機会がもらえてなかったら、一生留学には行ってなかったと思います!英語は全く出来ないし、海外はスリとか多いとよく聞いていたので、怖いと思っていました。でも、実際に来て本当に良かったと思っています!

--留学のどんな所が良かったですか?

実際に留学に来てから、基本的に全てが楽しかったです。180度海外に対する考えが変わりました!自分は海外に行かないから、英語は必要ないと思っていました。そういう風に思っている高校生の人が多いと思います。でも、留学に来てから海外生活がとても楽しくて!
テストの為と思っていた英語も、先生達のおかげもあって、もっと勉強したいと思えました!他にも、仲良くなった人を通じて、英語以外にも考えさせられる事がありました。

どんどん挑戦してほしい父と、心配する母

--留学が決まった時、ご両親からどんな言葉をもらいましたか?

お父さんは、「やりたいことは若い内にどんどんやった方が良い、大人になったら時間が取れなくなるから」と凄くポジティブな言葉をくれました。お母さんは、海外の治安についてとても心配していました。でも、最終的には許可してもらいました。交換条件として、夜7時以降は出歩かないと約束させられましたけど!笑

--実際に来てから、危険な目に遭いましたか?

平日は学校と寮を徒歩で通学しますが、危ない目にあったことはないです。自分自身があまり夜に出歩くタイプではないので、普通の生活を送っていれば大丈夫です。
セブ島が凄く気に入ったので、来年の受験後にまた留学に来て、その時夜の観光なども出来ればいいなと思いました。

--来る前に、自身で心配だったことは何かありますか?

飛行機!!1人で飛行機に乗ることが初めてだったので、乗り換えが不安でした!でも、スタッフにチケットを見せたら、どっちに行けば良いかright(右)、left(左)の簡単な単語で教えてもらえたので、大丈夫でした!

飛行機の乗り方が不安な人に向けて、日本からセブ島へ来る完全マニュアルを記事にまとめているので、合わせて読んでみてください。

留学に来てから、英語学習の意欲が止まらない!

カワサンの滝に、先生と仲良しのお友達と行きました

英語が全く出来なかったという萌那さんですが、4週間の学校生活は実際どうだったのか、お伺いしました。

面白すぎる先生達

--実際に留学へ来て、ニルスの学校生活などはいかがですか?

すっごく楽しいです!先生達が本当に面白くて!もっと話したい、もっと語彙力がほしいと思っています!授業中や休み時間の何気ない会話が、特に楽しいです!

--先生達が勉強意欲に良い影響を与えてくれているんですね!

はい!先生達と話したいから、英語をもっと勉強したいと思いました!日本ではテストの為に英語を勉強していたので、あまり好きではありませんでした。でも、留学へ来てから、コミュニケーションの為に英語が必要という、英語を学ぶ目的が出来ました!

--元々英語が苦手だったという事でしたが、来てから成長は感じましたか?

留学に来てから1週間経つ頃には、先生達が何を言っているか聞き取る事、話す事が出来るようになりました!また、周りの人達が話している事を聞き取って、街でもタクシーに乗る時など、自分で乗れるようになりました。

--先生達と学校以外でも交流出来ましたか?

はい!週末に先生と友人と、カワサンという場所にある滝まで遠出しました!遠かったため丸1日、先生と一緒に過ごしました。少しの英語力でも、本当に楽しく1日過ごせました。その時、英語が話せるお姉さんが、先生と楽しそうに話しているのを見て、自分もそうなりたいって強く影響されました。

萌那さんが行かれたカワサンの滝は、とても綺麗な場所です。下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ読んでみてください!

異文化交流を通して、英語以外の事も考えさせられた

萌那さんが大好きな先生です

萌那さんが大好きな先生です

先生方や友人のおかげで学校生活は楽しく、英語学習意欲も高まった萌那さんですが、英語学習プラスアルファの部分についてお話を聞く事が出来ました。人との出会いや、異文化交流から、いくつか考えさせられた事があったようです。

集団行動だけではなく、個性を尊重できる社会に

--留学を通じて、何か気づいたことや感じたことはありましたか?

留学に来て、堂々としているゲイがいる!凄い!と感じました。日本ではテレビで見ていた事はあったけど、実際に会った事が無かったからびっくりしました。沢山交流させてもらって思った事は、彼らは本当に面白すぎる

--セブ島はLGBT(性的マイノリティー)の人が多いですよね。

セブ島の一般社会でこんなに多くのゲイの人達を見るのに、日本ではテレビでしか見たことがなくて。日本では団体行動を乱してはいけないように感じる事があり、ゲイの人達が「自分の性を隠さないといけない」という意識も、そこから作られているのかなと思いました。ゲイの人達も私たちと同様に、それぞれが個性を持っていて、こんなに面白い人達なのだから、日本が性の多様性がもっと認められる社会になればと思います。

日本とセブ島の支援関係

--他にも何か気づいた事はありましたか?

留学中に出会った友人の、ボランティア視察の話についてです。「以前日本がセブ島で、リサイクルショップとゴミ処理施設を作り、それが現在機能していなかった」という話を聞きました。

--現在、その施設はどうなっていたんですか?

リサイクルショップはほとんど利用されておらず、ゴミ処理施設も壊れているような状態だったようです。しっかり地元の人達に使われていないなら、それって日本の自己満足になっていないかなって。

こうした現状を打開するために、現在メガセブというプロジェクトが動いています。

--萌那さんはその話を聞いて、他にどんな支援が出来ると思いますか?

同じように何か建てるなら、セブ島の道で見かけるストリートチルドレンの子供達の為に、家やご飯が食べられる所があったら、みんな利用できるのにな、と思いました。あと、セブ島で公園を見た事がありません。日本の公園のように、子供達が遊べる場所がもっとあってもいいのかなと思いました。

--セブ島の社会的な問題について、話し合える友人との出会いもあったんですね。

その友人とは他にも、日本とセブ島で幸福度を比較したとき、セブ島の人達の方が高いよねという話をしました。

笑顔が多いセブ島の人

--そう思ったのはどうしてですか?

セブ島の人は、ご飯が食べられる事、屋根がある場所で寝られる事に幸せを感じています。でも、日本の留学生はセブ島の人達より良い生活が出来ているのに「幸せ」と思う回数は少ない気がしました。
私は、お母さんがご飯を作ってくれる事に「ありがとう」、学校に行かせてもらえている事に「幸せ」と思って過ごしていたけど、留学へ来て色々な年齢層の人と関わる中で、食べる物がある事が当たり前、屋根が付いたところで寝られる事が当たり前っていう考え方が、日本人に身についているのかなと感じました。
だから、幸せって思える機会が少ない。

--セブ島で「幸せ」と感じたエピソード、教えて頂けますか?

色々あるのですが、セブ島でお土産を買った時に、「3つ買って100ペソだよ」って店員さんに言われたんです。でも、自分は4つ欲しくて。そしたら、定員さんが4つで100ペソで良いよって!凄い優しいなって、嬉しくなりました。セブ島の店員さんは、接客の時も笑顔で対応してくれて。日本だと、接客しなきゃいけないルールのようなものを感じて…。

--日本は決まり事が多く、セブ島の人のようなフレンドリーさは欠けているかもしれませんね。

帰国後の目標

何事にも一生懸命。関心事はすぐメモに残している事を教えてくれました

--萌那さん帰国後の目標や今後挑戦したいことはありますか?

将来は地域活性化に携わりたいと思っています。

1年生の時、企業さんと私たち高校生による共同プロジェクトが行われました。その際私が提案した意見が通り、大阪府で唯一の過疎地域に指定された「千早赤阪村」に行く機会がもらえました。

実際に行ってみたら、場所は遠すぎるし、お店は直売所しかなくて、「田舎ってこういうものなんだ」と気づかされました。

棚田が凄い綺麗で、実際に写真を撮りに来ている人もいたのですが、放置されているところもあったりして。棚田を見て、私のように感動する人がいると思うので、そういう地域の活性化に携わりたいと思っています。

--素敵な夢ですね。フィリピンに対しての印象はいかがですか?

学校やクラシックキャンパスの寮の周りは、お店が何軒もあります。でも、カワサンの滝へ行く道中の景色を見ていると、「やっぱりこういう何もない場所もあるんだな」と思いました。

--フィリピンの過疎化の地域を、活性化させたいと思いましたか?

フィリピンの場合は、そうした田舎の方でも人は住んでいるので、また過疎化とは異なります。日本は人口が減り、過疎化が進行していくので、人を呼ぶための施策を考えていきたいと思っています。

--ぜひ、夢を実現してほしいです!ありがとうございました!

 

いかがでしたでしょうか?留学に来る1番の目的は英語習得だったとしても、異文化交流によって何か考えさせられることや気付く事が、萌那さんのようにあると思います。萌那さんの場合は、素敵な先生達との出会いから、日本は豊かだけれども、セブ島の人達みたいに幸せを感じられているのかと言う事を考えさせられたようです。

お子様に留学体験を通して、英語力プラスアルファの体験をさせてみませんか?興味を持った人は、お問い合わせください。お待ちしています。

ニルスでは、初めて留学に来る方も安心して利用出来るように、サポート体制がしっかりしています。不安な方は、下の記事にサポート内容をまとめているので、1度読んでみてください。

 

 

 

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